『祈る』
               メッセンジャー イザヤ木原真牧師

                     マタイの福音書7章7節  コロサイ人への手紙4章2節

 

神様は私たちに、「なぜなら、神によって生まれた者はみな、世に勝つからです。私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。」と言葉を与えて下さいました。この年、私たちは次々と神様が与えられる勝利を見ていくでしょう。その信仰という事について、感謝、悔い改めという事をこれまで見てきましたが。今日は祈るという事を見ていきます。祈るという事自体が、信仰のあらわれなのです。

しかし、実際は多くの人が神様に求めずに、自分で何とかしようとします。神様にではなく、人に求めるのです。しかし、人に求める事には限界があり、多くの場合失敗します。私たちが求めるのは人にではありません。神様に求めて祈る時、神様は答えて下さるのです。

求めて祈る時、その祈りが答えられるポイントが2つあります。

 

・本当の願いを神様に求める

 神様に求める時、本当の願いを神様に求める事はとても重要です。あたりまえの事だと思われるかも知れませんが、多くの人が、本当の願いを求める事をしません。小さな子供は、親に物を願う時に、本当に欲しいものを求めます。しかし、大きくなってくると、親の事情や懐を気にしてくれるようになります。遠慮をする事が、悪いのではありません。しかし、神様に対して遠慮する必要はないのです。「こんな事を神様にお願いしても良いんだろうか。」というのは不信仰であり、その不信仰が神様に本当の願いを求める事を妨げるのです。神様ならば答えてくれるという信仰が、神様に真剣に求める事につながるのです。
 私たちが神様の祝福を受けるにふさわしいのではありません。しかし神様は、私たちが信仰を持って神様に祈り求める人に神様は手をのばして下さるのです。

 

・期待して祈る

 神様に求めて、その祈りが聞かれるもう1つのポイントは、神様に期待して祈ることです。もちろん期待出来なくても、それでも神様に祈り求めることは良い事です。それは信仰であり、神様はその祈りに答えて下さいます。「こんな事を神様に祈っていいのかな?」という事があっても、自分で判断せずに祈りましょう。私たちが祈ることに対して神様が答えられるかは、神様の手にあります。神様の御思いは私たちの思いと異なり、はるかに大きいからです。もっと大胆に神様に祈りましょう。

しかし、神様は祈りに答えてくださると、神様に本当に期待して祈ることは大きなポイントです。それは私たちが持つ何かに立って期待するのではありません。私たちはだれ一人、例外なく、受けるにふさわしい者ではありません。しかし、イエス様の十字架に立って期待するのです。神様に期待するのです。

 

神様は私たちの祈りに答えて下さる方です。私たちはもっと大胆に、素直に神様に祈るべきなのです。自分が本当に願う事を祈って下さい。自分の事でも、他人の事でも、本当に願う祈りを神様の前に大胆に祈り求めましょう。その信仰を神様は見ておられ、神様はその祈りに答えて下さるのです。

(文責 松本俊也)

 

主の十字架クリスチャンセンター 神のしもべ長崎教会

20081214日 主日第2礼拝メッセージより