『イエス・キリストの御名によって』

              聖書箇所 使徒319節 メッセンジャー 松本俊也牧

 

 

使徒31節〜9節に、生まれつき足のなえた人(身体的に最も弱い立場の人)が、シナゴーグ()の「美しの門」で施しを求めて生活をしていたことが書かれています。

そして、そこへ現れたペテロとヨハネに施しを求めます。

ペテロとヨハネはこの人を見て、まず「私達を見なさい」と注目させました。

そして、なにかもらえると期待し見つめるこの人に向かって「金銀は私にはない…しかし私にあるものをあげよう…イエス・キリストの御名によって歩きなさい。」と言い、右手を取って立たせたのです。するとたちまち立ち上がったばかりでなく、足とくるぶしが強くなり、躍り上がって歩き出し、はねたりしながら神様を賛美した…とあります。

最も弱かった部分が、最も強くなったのです。

 

神様はペテロとヨハネの手によって「奇跡」を行いました。

二人は「イエス・キリスト」なら問題の根本にあるものを治す事ができる…

「イエス・キリスト御名によって必ず治る・癒される」という信仰を持っていたのです。

 

又、使徒1911節〜16節にもパウロが「イエス・キリストの御名によって」悪霊を追い出し、数多くの奇跡が起きたことが書かれています。

そして、悪霊の大敵は「イエス・キリスト」であり「イエス・キリストの御名に力があることを悪霊は知っている」と書いています。

 

ペテロやヨハネやパウロに力があったのではありません。

「イエス・キリスト」がその事を成就したのです。

 

 

神様は私たち一人一人を用いて多くの業を成したいと思っています。

私達が「イエス・キリストの御名」を持って福音宣教をしていく時に、人々は「イエス・キリスト」に出会い、そこから神の働きはどんどん大きくなるのです。

私たちの周りに、闇の中にいる人が、何処へこの問題を持っていったら良いのかわからないで、もがき苦しんでいる人がいるはずです。そして、沢山の人が救いを求めているのです。

私達が持っているもの「イエス・キリストの御名…」これを用いるならば、その人たちに、神様の希望・神様の癒し・神様の奇跡を、その人たちの人生の上に現すことが出来、闇の中から光の中に…解放を与えることができるのです。

 

 

(文責 山本美津子)

 

主の十字架クリスチャンセンター 神のしもべ長教会

2013年9月15日 主日第2礼拝メッセージより