昨年9月8日に左側肋骨を「骨折」し、整形外科を通院中に左側体幹部に「帯状疱疹」が発見されました。このため、外科に入院し、10月10日から坑ウイルス剤が点滴され、その翌日に「頭痛」、さらに「右半身の麻痺」が出現しました。3日後にCT検査で「脳内出血」と診断されました。右半身の麻痺は進み、右上下肢はほとんど動きません。脳外科専門病院の入院時診断は「治療後は車イスの生活」でした。脳内出血に対する薬物治療とともにリハビリテーションが始められました。入院数カ月後には右上下肢の運動機能は以前の状態までに回復し、現在は以前のように杖を使い自力歩行をしています。
また、入院中に「難聴」のためにも祈られ難聴が治りました。94年9月6日の聴力検査(オージオグラム)では、おじいちゃんの左耳は高〜重度の難聴(聴力レベル50〜100デシベル)、右耳は中等度の難聴(60〜70デシベル)であり、両耳とも正常日本人(80歳以上)と比べてかなり悪かったのですが*)、02年12月25日の検査では左耳はほぼ正常となり(0〜45デシベル)、右耳は軽〜中等度(20〜65デシベル)の難聴に改善しました。
日常生活においては、左耳は補聴器を使っても聞こえなかったのですが、現在は補聴器なしで聞こえ、右耳は補聴器のボリューム最大で聞こえたが、現在は最小ボリュームで聞こえます。この癒しを通して補聴器センターの若者と脳外科病棟で同室の青年が救われました。また、このことによっておじいちゃんの信仰が引き上げられ、救いはユタ(沖縄の偶像礼拝)ではなく、イエス様によってもたらされることを確信し、いま、親族が救われることを願い、親族伝道に励んでおられ、疎遠だった親族との関わりが開かれ始めました。今日も、92歳のおじいちゃんは、生きて働かれるイエス・キリストを証ししています。おじいちゃんの健康が守られ、信仰がさらに強められるようにお祈りお願いします。すべての栄光を主にお帰しします。
*)立木孝:耳鼻咽喉科学 第1版、日本醫事新報社
記事のおじいちゃんの名前は「赤嶺松太郎」さんです。
−み声新聞194号より抜粋−