木原 純子
8人の子育て日記
5月22日(木)
 朝早く目が覚めた。今日は最後の高校に体当たりすることになっている。神さまの深いご臨在を感じる。ずっーと長女に対する悔い改めのお祈りが導かれてくる。初めての子供で一生懸命だった。だけど若くてわからないこともいっぱいあった。ひどいことも随分言った。

 もう十数年前にもなるが、ある敬愛する牧師さんの奥様が、あまりにも忙しい毎日の中で 「今日も一日終わりましたねぇ。私がこの子のためにしてあげられることは、神さまに聞き従ってあげることしかない。」と言われていたのを思い出す。親として精神的に、経済的に十分なことをしてやれない。でも、神さまに聞き従うなら、神様がこの子に最善をなしてくださる。そんな意味だったと思う。この言葉は、今も私の心に深く刻まれている。
  
 十分なことをしてやれなかった。だからこの子に最も最善な道は何なんだろう、それを聞いてあげることが私にできる唯一の事だと思った。 とにかく、「この最後に残された高校が本当に神さまが用意してくださった所なら、どうか日本語が片言でもいいので話せる教師の方と出合わせてください。」と狭いホテルの1室をあちらこちらと歩きながらお祈りした。

 それから約1時間後、私は日本語を流暢に話す教師の方とお会いすることになった。それもそのはず、日本人の方で、数ヶ月前に日本語の教師として赴任されたばかりとの事だった。しかもその方のマンションは私がお祈りしたホテルの真裏にあった。そのうえ、日本にいたときは、1年の半分は長崎で仕事をしていたとの事。

 幼稚園から高校2年生まですべてのクラスを見せていただいた。教師はすべてクリスチャン。とても感動した。実は私自身、長崎にこのような幼稚園から高校までの教育機関ができたらいいなとずっーと願ってきたので、それを現実に目の前で見せていただいて本当にうれしかった。

 夫が言うのには「感覚で決めたらダメ! 神さまの言葉があるかどうか」だと言う。その神さまの言葉を今回ハワイに来て初めて頂いた。
 
 ただし、外国人受け入れは初めてのケース。これからも祈りは続く。
 
高校見つかる