11月23日(火)
木原 純子
ぎょうざ
 「えっー、明日祭日なの!」 昨日の夕方保育園の先生に教えてもらうまで、全く気づかなかった。
そんな訳で、今日はみんないる。予期していなかった休みで食料のストックなど無い。「お昼ごはんどうしよう〜」と冷蔵庫をガサゴソ探すとぎょうざが出てきた。
2パックを焼いて大皿に出すと、みんないっせいに箸を出す。

「お母さん、ひとり何個ぉ〜!」
と言いながら、必死だ。7 番目の4女はテーブルの真ん中までよじ登っている。
うちのテーブルは一般家庭のテーブルを2つくっつけているので、真ん中にお皿を出すと届かないのだ。

 「12個入りのぎょうざを2パック焼いて、今何人いる?」と大声で叫ぶ。
「1、2、3、4、…7人!」「じゃぁ、7人で割ると?!」
一瞬、5年生の3男と6年生の次女と目を見合わせて考えた。
「ひとり3個づつだ!」そして3男がすかさず言った。「大きい子は上から3人までは4個だよ!」

 こんな計算をいつもやっている。学生時代、数学だけは大嫌いだったけど、算数ってほんと役に立っている。割り算ばっかりだけど…