2007.7.7

朝の戦争ー長男と次男

 

 

午前7時半、長男は学校へ行かなければならず、次男はバイトに行かないと間に合わない。
方向は、まったく逆である。
長男のシャツが見つからない。遅れそうになり長男が怒鳴り当り散らす。
次男は、どしゃぶりの雨の中、ジャージに傘をさして、走りながらバイトに行った。かなり遠いので心配だが、仕方ない。長男を乗せて、車でバス停にまで行く。すぐに次男を追い掛けたが、見つからなかった。

ふと思う。雨が降ろうと、風がふこうと、学校へ行き、バイトに行くのは結局は本人の選択なのだ。
もう車で送ったりするのは止めようかと。
今まで遅れそうになったり、あんまり雨がひどかったり、早出の時は送っていたのだが、はたして、それが本当に本人にとって、いいことなのだろうか。

長男と次男、タイプの全く違う2人、仲が悪い訳ではないが、いろんなことが今まであった。
そのことは、またいつかの機会に書こう。

3男だけが、一人で起きて来て、勝手に食事して、雨の中なのに、部活に行った。
母親に下の子ができるまで2年半、抱っこしてもらえた子だ。
幼い頃に、母親の胸の中で休めるのは大きいことなのだと、今ごろになって、しみじみと思う。