2007.7.12

黙示録の時代に生きる子どもたち

 

先日、妻が書いた日記を、少し読みやすくして、もう一度載せます。
とっても重要なことを書いているので。

地球温暖化の影響で、南の地域にあった病気が、一気に北上してくるという事を妻は聞いて、眠っていた目が覚まされたと言うことだった。

そんな時、子どもが学校から「ほんと未来はどうなるの?」という新聞をもらって来た。


地球温暖化のことは、何度か聞いて、知ってはいた、つもりだった。
でも、この新聞を読んで、またまた目が覚まされた。

使い捨ての時代のつけで、CO2の排出量が増え、地球がすっぽりCO2に包まれた状態となって、地球の温度がどんどん上昇しているとのことで、1.5゜C気温が上がると東京はすっかり汚い海の底になるらしい。
たくさんの病気がはやって、ワクチンや病因が足りなくなる。
世界的な食料危機、水不足。
大量の難民の発生が予測されるそうです。

何でこんなことに? との問いに、「今まではCO2は海が吸収してくれていたんだけど、温度が上がると吸収できなくなり、逆に海が出す水蒸気が強力な地球温暖化ガスになる。」
また、「シベリアの木を切ってしまったことで、永久凍土が溶けて中からメタンガスが溶け出てしまうと、メタンガスはCO2の20倍の温暖化を引き起こしてしまう」
そんないくつもの条件が重なって、もうだれにも止められない状態になることを、ポジティブフィードバックというのだそうです。

今のままいくならば、このポジティブフィードバックが始まるまでに、なんとあと10年しかない! ということでした。
そして2.4度上昇で珊瑚礁はほぼ全滅。
ほとんどの牧場は、砂漠化して生物種の3分の1が絶滅するのだそうです。

この3分の1という数字が、聖書の黙示録に書かれている預言とぴったり一致してしまうのです。
 
妻は、これを書いたあと、受験生の進路懇談会に行った。
そして、今週はほぼ一日おきにずっと懇談会が続く。

今までのような、平和な時代の延長線にない時代が来る。
今までの価値観では生きられない時代が来る。
子どもたちに何が必要なのか。
何が大切なのかとても考えさせられている。

妻はそう書いていた。

私も、考えさせられている。
ヨハネが黙示録を書いたパトモス島で、黙示録に書かれた時代が近づいていることを感じながら、子どもたちに本当に必要な将来を祈っている。