2007.7.13

ゴミ出しの朝

 

 火曜と金曜日の朝はゴミ出しの日。
 いつもはお父さんが出してくれていたので、とても助かっていた。

 有り難いことに道路ぞいに面している我が家は、真向かいの道路の向こう側が、ごみステーションになっている。ところが車の往来がけっこう激しい。待てど暮らせど向こう側に行けない。
 以前、車の中から見た友人から「木原さん、ゴミもって立ってたよね」なんて、言われてしまった。
 これはゴミ出しといえども、くるくるドライヤーでもして髪をセットして出さなければ…と思ってしまった。この通りは、原爆で有名な小学校やカトリックの南山高校に通ずる道なので、きっといろんな要人が通っているのだ。

 今日はごみ袋の数がすくなくて済んだが、多い時は学校に出る子どもたちひとりにひと袋づつ持たせたりする。ランドセルを背負った子どもが何人もゴミを持って出る姿は、ちょうどありが甘いお菓子を運ぶ時のよう…。
 それでも足りない時は、ひとふくろ50円のお小遣いをあげて出してもらうときもあった。
大掃除をしたときは、おもっいっきり捨てるので、2回のベランダから30袋くらい駐車場にそっと落としてから捨てた。

 それでもまだ、家中がコミ箱のようです。
 でもゴミが出ると言うことは、それもまた幸せな証拠なんだとつくづくおもった。
 まだ、神学生だった頃、幾日も何も買うことが出来なくて、スーパーの袋が1つもなかった。ゴミ袋も買えなかった。だからゴミもでなかった。そんな日々があったのだ。

 それを思う時、もっと無駄のない、ゴミのでない生活にしないといけないんだなと反省します…。