『主の御心を求めに行った』

メッセンジャー イザヤ木原真

                                       創世記2519節〜26

 

イサクは40歳でリベカを妻としてめとりました。リベカはまさに神の導きの人でした。それにも関わらず、旧約時代に神の祝福のしるしであった子供が与えられませんでした。神様が導かれた100%御心の結婚であったにもかかわらず、不妊だったのです。

私たちも神が導いた学校、職場、地域、場所なのに祝福の実が見れない時があり、上手くいかない時があります。

しかし、簡単にあきらめてはいけません。

21節「イサクは自分の妻のために祈願した。」とあるように、祈るまでは与えられなかったのです。

「求めなさい、そうすれば与えられます。」と御言葉があるように、御心こそ祈れば答えられるのです。腰を入れて、本気になって祈りましょう。神様は私たちが祈るのを待っておられます。

 

祈りの後、リベカは身ごもり子供が与えられました。しかも双子です。

リベカは、子ども達のことについて、主の御心を求めに行きました。子ども達がお腹の中でぶつかり合うので、主の御心を求めにいったのです。主に聞き、主からの言葉と導きを頂きました。

23節「二つの国があなたの胎内にあり、二つの国民があなたから分かれ出る。一つの国民は他の国民より強く、兄が弟に仕える。」という言葉です。このように、神の言葉は歴史を導くのです。人に相談するのではなく、自分で考えるでもなく、主の御心と導きを聞いてください。神の言葉は人の考えより、はるかに高いのです。

 

しかし、イサクもリベカも神からの言葉を自分の手で成就しようとして失敗しました。兄エサウも愚かでした。エサウは長子の権利を軽蔑したのです。そして、弟ヤコブはエサウに誓わせた上で、長子の権利を奪いました。

 その結果ヤコブもイサクもリベカも罪の刈り取りをしなければならなくなりました。恐れや、傷が生まれてしまったのです。しかし、これらの過ちも含め、神はすべて織り込みずみです。

神が語られた言葉は必ず成就するのです。

 

肉でやろうとすると失敗します。自分の考えや人の言葉で混乱の中に入ることがあります。自分自身の経験が妨げとなることもあります。サタンは神の言葉を聞かせまいとします。

しかし、神の言葉を信じ、従っていきましょう。事を成してくださるのは神ご自身なのです。

 

 (文責 関みどり)

主の十字架クリスチャンセンター 神のしもべ長崎教会
2008
113日 第2礼拝メッセージより