『感謝して信仰を使う』

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　�Tテサロニケ5章18節　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メッセンジャー　イザヤ木原真牧師　　　　　　　　　　

「すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって

神があなたがたに望んでおられることです。」�Tテサロニケ5章18節

　私たちが信仰を使う、信仰を用いると言う時には、教会に行くこと共に、5つのポイントがあります。�@感謝する事。�A悔い改める事。�B求めて祈る事。�C聞き従うこと。�D告白する事。これらが信仰を用いるポイントです。今回は感謝する事を中心に話したいと思います。

　感謝する事は、御言葉にあるように、神が私たちに望んでおられることです。神様が望んでおられることをする事自体が、主に従っている事であり、御言葉に従うことです。つまり、感謝すれば必ず祝福されるのです。

　ここでは、「すべての事について感謝しなさい。」と言っています。すべてとありますから、うれしい事や良い事はもちろんの事、嫌な事、どうしてと思うことも感謝するのです。

　「あれさえなければ良かったのに。」「思い出したくも無い。」と思える事が人生の中に起きます。でも、神様は愛の方ですから、私たちが耐え切れないことはされません。神の時が来た時、ある所になったらスポットを当てて下さいます。その時に逃げないで、その事に向かい合って本当に感謝する時、自分の人生にとって、思い出したくも無かった事や、辛い事や、マイナスだった事が逆転するのです。

「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、

神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」ローマ8章28節

　神様を愛する人々は、すべてが益になると言っています。では神様を愛するとは、具体的には何でしょう。夫婦の事に目を留めて見ると、聖書では「夫は妻を愛しなさい。」「妻は夫に従いなさい。」と書いています。聖書には、夫が強く、妻の方が弱いと書いています。つまり、強い者が弱い者を愛し、弱い者が強い者に従って行くのが愛の形なのです。

　神様と私たちの関係を見た時に、神様の方が私たちより、はるかに大きく強いお方です。神様は私たちをイエス様の十字架を通して、命がけで愛して下さいました。ならば私たちが主に対して愛するという事は、完全な愛で私たちを愛して下さった神様に従って行くことです。神様に従う事が、私たちが神様を愛するという事の具体的な事です。

　従う基本的な事は、神の言葉に従うことです。すべての事を感謝するという事は、神様を愛する事なのです。御言葉はさらに「すべての事を働かせて益としてくださる。」と言っています。「益」とは、言語では、「善き事」となります。感謝する人は、どんな人生のマイナスや、問題も、すべて善き事に変わるのです。

　神の言葉に立ち、主を愛し、感謝する時、真の神様が働いて下さいます。

・ (文責千多富士男)

・ 主の十字架クリスチャンセンター神のしもべ長崎教会
2008年11月30日　主日第2礼拝メッセージよ