『主の言葉に聞く』

聖書箇所:ルカの福音書14章38〜42節                    メッセンジャー:イザヤ木原真牧師

今日は、神様が語られる言葉を聞く、というこの交わりに関してみ言葉からみていきたいと思います。

38節〜

マルタとマリヤの所にイエス様が来られます。この村は、ベタニヤと思われます。この時、マリヤは

主の足もとにすわって、御言葉に聞き入っていました。他の物が見えないほど聞き入っていたのです。

その時、姉のマルタは、妹がイエス様のもてなしの手伝いをしないのでイエス様に訴えるのです。

気がきくことは、悪いことではありません。しかし、イエス様がこの時に願っていたのは、イエス様が語る

その言葉に聞き入ることを願われていたのです。マルタは、自分が良いと思うこと、自分が願うことを

イエス様にしていたのです。本当に、イエス様のことを愛していましたが、イエス様の言葉に耳をかたむ

けていなかったのです。マルタは、裏でこそこそ言うことなく、妹の目の前で訴えるのですが、直接イエス

様に聞いたのでイエス様もはっきり答えられたのでしょう。聖書を見てわかるように、必要なことは、一つ

だけなのだと教えられるのです。

今日は、この箇所から講解をするというのではなく、神様に聞くということを語らるように導かれました。

私たちの人生には、色々なことが許されることがあり、自分の考え、がんばりではどうにもならないことが

あります。しかし、それは終わりではありません。その時、腰をすえて主の語られる言葉に聞くのです。

いつでも動けるように、腰を浮かせて聞くのではなく、腰をすえて受けることが必要なのです。

はっきり答えを受け取るまで動かずに聞き続けるのです。私たちが、神の言葉を受ける時、私たちは、

神様の計画に入るのです。マルタの失敗は、自分の良いと思うことをしたことです。

主を愛して一生懸命がんばり、主に「この働きを祝福して下さい」と祈ることと、「主よあなたに計画があり

働きがあります。どうぞ、そのあなたの計画を聞かせて下さい。 」と祈るのではまったく違います。

出発点が神様なのか、自分なのかという大きな違いがあるのです。神様に私たちの計画を祝福して

頂くのではなく、私たちが神様の計画の中に入るのです。だから、神の業が起こり、奇跡を見ることが

出来るのです。主は、私たちに語られるのです。神様は、例外なく私たちに計画を持っておられるのです。

リーマンブラザーズの破綻に始まった、世界同時不況。非常に困難な時代になってきました。

ぜひ、この時、神様の声を聞いて下さい。この再臨前の終わりの時代、神様の計画の中に入るか

どうかは、同じクリスチャンでもまったく違うでしょう。神様の計画にあずかる人は、神様の助けと、導き、

神様の奇跡と栄光の中を歩むのです。この時、忙しいかもしれませんでが、時を定めて、御言葉を開き、

祈り、主と交わり、主に聞いて下さい。主は、あなたに語られます。

例外なく、あなたに最前の計画を用意しておられるのです。

 

 

 

                                  

 

                                                (文責 モーセ出西 光) 

 

 

主の十字架クリスチャンセンター 神のしもべ長崎教会

2008年12月28日 主日第二礼拝メッセージより