『神の国と神の義を第一にする』

聖書箇所:マタイの福音書6章33〜34                   メッセンジャー:イザヤ木原真牧師

  「神の国」とは神様の支配と権威が及ぶことを意味します。「神の義」とは神様の正しさと、神様との関係を意味します。私たちが本当に神様のご支配の中に入り神様との生きた関係をもつなら、神の国と神の義を第一にしています。その時、神様がすべてを備えて与えてくださいます。では、どうすれば神の国と神の義を第一にできるのでしょうか。今回は具体的に3つのことをお話したいと思います。

 

1つ目は、早天です。

まずは、神様との関係を第一にする必要があります。朝起きてから最初の時間を神様との交わりにあててください。できれば1時間、献身している方は2時間です。それがそうしても無理だという方は15分からスタートしてください。まず賛美を歌って、感謝の祈り、悔い改めの祈り、そして求めの祈りをします。具体的に素直にあなたの願うことを神様に祈り求めて下さい。祈り終わったら、長崎教会と東京アンテオケ教会の聖書のディボーション箇所を読んでください。

早天を真剣に取り組む時、私たちは神のご支配に入り、神との生きた関係に入ります。早天を継続していく時、具体的に神様の守りと支えを体験します。頻繁に神様の御業を体験します。もし1年間、早天を継続したら驚くほど変えられていきます。

 

2つ目は、日曜日の礼拝です。日曜日に教会で神様を礼拝することは神様への献身を意味します。これは、神様を第一にしていることのしるしです。

日本で日曜日の礼拝を守ろうとすることは必ずしも簡単ではありません。日本では、お仕事のこと、学校のことが日曜日に入る時があります。日曜日の礼拝を選ぼうとするとさまざまな闘いがあります。

神様を礼拝するために真に日曜日をささげるかどうかは、人生を決めます。毎週日曜日教会に来て神様を礼拝すると霊的にも実際的にも祝福されていきます。

 

3つ目は、神様の御心を選ぶことです。

私たちの人生において、神様の御心を選ぶべき時があります。お仕事、学校、経済、他の人、自分の願いなどをささげて神様の御心を選ばなければならない時があります。その試みの時、神様を選んでください。神様の方を選ぶように示された時、葛藤することがあります。しかし、神様の御心を選んだ時、神様ご自身がささげたこと以上の祝福を与えてくださいます。御心を選んだことの祝福の結果と報いは明確に現されます。選んだ本人が祝福されるだけでなく、周りの人までも祝福されていきます。

 

神の国と神の義を第一にしないで、経済、仕事、他の人、自分などをよりどころとしているなら、神様以外の第一としているものによって支えていかなければなりません。それは、不安定な歩みです。

 

神様は、空の鳥のことを心配してくださっています。主は鳥でさえ養ってくださっています。主は野の花でさえ装ってくださっています。私たち人間は神に似せて造られた存在なので、主は私たちのことを空の鳥、野の花以上に心配してくださっています。その主が私たちのことを支えてくださらないはずがありません。

私たちが自分自身、経済、能力、人生などを喜んで神様にささげて歩む時、神様が私たちの主となって守り導いてくださいます。神の国と神の義を第一にする時に、神様ご自身が力強く支えてくださいます。

 

(文責 久保田望)

 

主の十字架クリスチャンセンター 神のしも長崎教会

201012月26日 主日第二礼拝メッセージより