『新しくなるカギ』

聖書箇所:第Uコリント人への手紙5章17節                 メッセンジャー:イザヤ木原真牧師

イエス様を信じた時、私たちは新しくされました。しかし、新しくされたと思う部分と新しくされていないと思う部分があるのではないでしょうか。それはなぜでしょうか。

 

私たちは霊と心と体から成り立っています。イエス様は私たちの罪の身がわりとなって十字架にかかって死んでくださいました。そして3日後に復活されました。イエス様の十字架のあがないを信じ悔い改めてイエス様が救い主であることを告白する時、私たちの内の死んでいた霊が生き返ります。聖霊が私たちの内に住んでくださいます。聖霊様が私たちの内におられるので私たちは神様と生きた交わりをすることができます。

祈り、賛美、聖書などを通して私たちは神様と一方通行ではない深い交わりをすることができます。

心と体はイエス様を信じることによって新しくされ、ある時は聖霊に満たされて喜びが溢れます。聖書の御言葉がぐっと心に飛び込んできます。しかし、信仰生活が進んでいくといつもそうでないことに気づきます。ある時は、イエス様を信じているにも関わらず、世の中の人と変わらない思いになったり、世の中の人と変わらない行動をしてしまうことがあります。その時、私たちは新しくなったはずなのに新しくなっていません。

心と体に関してはローマ人への手紙12章1節、2節を見てください。2節には、「心の一新するによって自分を変えなさい」と書いてあります。私たちがイエス様を信じたら罪は赦され、霊は生き返ります。そして、聖霊が住んでくださいます。しかし、私たちの罪は無くなった訳ではありません。残念ながら、この罪がはびこる地上にいる限り私たち罪をもったままです。ですが、安心してください。私たちの将来の罪も悔い改める時、完全に赦されます。

聖霊の特別な守りと助けがある時はすんなりと神様に従うことができます。しかし、私たち人間はイエス様を信じていても肉に従いたくなる性質があります。私たちの肉は聖霊に逆らってしまいます。肉は神様の御心とぶつかってしまします。例えば、感謝においては、意識して切り替えて感謝しないと感謝できないことが山のようにあります。だから、私たちは意識して、「すべてのことに感謝する」という御言葉に立ち感謝することを選んでいかなければなりません。感謝することを選んで行く時、神様が感謝していく力を与えてくださいます。そして、全てを益と変えてくださいます。

神様は私たちを一人の人格として本当に愛してくださっています。神様は私たちに選択をゆだねてくださっています。本当に愛する人は最後の選択を相手にゆだねるからです。

この地上にいる限り私たちは肉をもっていて罪の中にあることを神様は知っておられます。だから、聖書を通してどうしたら私たちが本当に祝福された道を歩めるのか神様が語ってくださいます。この時、感情に頼ってはいけません。感情は正しく用いると素晴らしいものなので悪いものではありません。しかし、感情は激しく揺れ動きます。感情に振り回されてはいけません。このように、心と体に関してはいつも闘いがあります。

 

心を定める時、神様が私たちに助けを与え、神様の語りかけを選び従う力を与えてくださいます。神様の御言葉に私たちが立っていく時、神様が私たちを変えてくださいます。でも、それを本当に願い御言葉に立つかどうかは私たちの選択です。神様の御言葉を選んで行く時、神様は私たちの霊を新しくされたように心も体も新しくしてくださいます。

 

(文責 久保田望)

 

主の十字架クリスチャンセンター 神のしもべ長崎教会

201112日 主日第二礼拝メッセージより