『感謝する者がみる神の力』

                説教箇所 Tテサロニケ518節 メッセンジャー イザヤ木原真牧師

Tテサロニケ人への手紙5章18説に「すべてのことについて感謝しなさい」と書いてあります。すべてのことなので、良いことも悪いことも感謝していくのです。良いことについてはすぐに感謝できます。しかし、神様の恵みに慣れてしまって神様が良くしてくださったことを忘れることがあります。

神様は私たちの一生を良いもので満たしてくださり、私たちを鷲のように若くしてくださいます。実際に、癒しを受け解放を受けた方がたくさんおられます。一人ひとりが神様から多くの良いものを受けているはずです。詩篇103篇2節に「主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな」と書いてあります。目の前にある困難につぶされて神様が良くしてくださったことを忘れないでください。早天の時に神様が良くしてくださった思い出して感謝することをおすすめします。そうすることによって理解できないこと、感謝しづらいことも信仰を持って感謝していく力が与えられます。その感謝は生きて働き始めます。

ローマ人への手紙8章28節には、すべてのことを感謝する時、神様がすべてを働かせて最善にしてくださるということばがあります。神様のみことばは真実なので神様は必ずすべてを最善に変えてくださいます。ただし、カギは神様を愛する人です。神様を愛する人とは神様のことばに従う人です。だから、すべてを感謝する時、私たちは神様のことばに従い神様を愛する人になります。

これから非常に困難な厳しい時代がリバイバルと共に、あるいはリバイバルの後にやって来るでしょう。これからの時代、感謝を知っているか知っていないかはその人の人生を決定的に変えます。能力があるか財があるか力があるかどうかは人生を決めるカギにはなりません。それらは、終末の時代の困難には全くたちうちできません。ですが、どんな困難がやってきても感謝を知っていたらたちうちできます。それぐらい感謝には力があります。ところがサタンも感謝の力を知っています。そのため、本気で感謝し始めるとサタンが攻撃してきます。必ず悪いことが始まります。感謝しても逆にマイナスになることがあります。試しが起こるのです。

また、時間の試しもあります。あることはすぐに応えられますが、あることは時間がかかります。しかし、時間が私たちの信仰を立て上げます。そして、時間がかかっても神様の時が来ると逆転の勝利が現されます。

実は、クリスチャンにとって困難の方が祝福なのです。感謝を実践し続けると困難が神様の栄光のまえぶれだとわかってきます。最初は忍耐があっても感謝を通して逆転起こりそれ経験になり、だから何が起きても感謝しようという信仰が湧いてきます。

感謝は神様がくださった武器です。この武器を私たちはもっと大胆に意識して用いていく必要があります。
しかし、本当に心を定めて感謝していく時、確かに試しがあります。それでも感謝し続ける時、神様のまなざしで困難をみることができるようになります。そして、神様がそこで促すことに従っていくと神様が用意しておられる素晴らしいドラマと逆転の勝利を見るでしょう。それはその人を祝福するだけでなく周りの人々を祝福していきます。

(文責 久保田望)

主の十字架クリスチャンセンター 神のしも長崎教会

201126日 主日第2礼拝メッセージより