『神様のことばを聞く』

                説教箇所 創世記1214節 メッセンジャー イザヤ木原真牧師

・神様の語りかけ

 今年、神様は数多くの栄光をあらわしてくださいます。神様の一方的な恵みによって多くの栄光を見るでしょう。それと共に、私たちが神の栄光を見るための重要なポイントは、私たちの信仰を通して働いてくださると言うことです。信仰とは神様を信じるということです。ですが信仰と言う時に、私たちはむやみやたらに信じるのではありません。神のことばが鍵となります。

イエス様はご自分のことを神のことばと言われました。つまり、神様のことばを信じることがイエス様を信じることなのです。そのためには、まず私たちが神様のことばを聞く、必要があります。神様のことばを聞くというと、ある方は人が話しているような肉声のようにして聞こえるのかと思うかもしれません。確かに肉声のように神様のことばを聞いたという体験がある人もおられるかと思いますが、これは非常にまれなケースです。多くの場合は、私たちの内側に語ってこられます。色々な方法があります。聖書を読む、メッセージを通して、預言を通して(吟味が必要)、様々な方法によって私達に語ってくださるのです。

神様はアブラハムだけではなく、私達ひとりひとりに語ってくださるのです。しかし、語りかけを受けるためには次のポイントがあるのです。

 

@神様が語ってくださると信じること 

 例えば話しをするときに、親が小さな子に話しかける時と、成人した子に話しかける時とはまったくその話し方は異なるものになると思います。子供には子供に解りやすく、大人には大人に解りやすく語ります。それは、その話しを伝えたいと思いがあり、愛があるからです。罪人である私たち人間でさえそのようにあるならば、神様はなおのこと私たちが解るように語ってくださらないでしょうか。そう信じるのです。語ってくださると信じる人は神のことばを聞き始めます。自分にも神様は語ってくださると信じること、それが神様の語りかけを受けるためのポイントです。

 

A神様に心を向ける

 神様が語ってくださって、ある方は神様の語りかけを受けるのに、ある方は聞いていても神様の語りかけを受けない人がいます。聞いていたはずなのに、語りかけがわからない人がいるのです。それは、神様のことばがありながらも、他の事を考えていたり、思っていたりするからです。心が神様に向いていないと、私たちは神様の語りかけが解らないのです。

 

B神様に聞く

 この時のアブラハムの場合は、神様からアブラハムに語りかけてくださいました。このように神様から語って下さることがあります。しかし、私達から神様に聞かなければならないことがあります。祈って聞くと神様が語って下さることがあるのです。人生には大切な事を決めなければならない時があります。結婚、就職、進学、様々なことを決めていかなければいけません。多くの人は、よく考えようとします。それは素晴らしい事ですし、大切な事です。しかし、その決断を出す前に神様に聞いてください。神様は私たちに解るように、歩むべき道を語り示してくださいます。

 

 神様のことばには力があります。そのことばは私たちをいやし、問題を解決し、最善の道を示し、勝利を与えてくれます。神様のことばを聞きましょう。それこそが神様の祝福の鍵なのです。

(文責 松本俊也)

主の十字架クリスチャンセンター 神のしもべ長崎教会            
2012
1111日 主日第2礼拝メッセージ