『神のことばが成就する時に見る神の計画』
聖書箇所 ルカの福音書1章8〜25節 メッセンジャー イザヤ木原真牧師
バプテスマのヨハネの両親のエリサべツとザカリヤは、忠実に神様に仕え人々に仕えていました。2人とも素晴らしい祭司でした。2人がヨハネを授かるところから3つのポイントで学んでいきたいと思います。
@上手くいかないことに神の計画がある
2人とも良い祭司だったにもかかわらずエリサべツは不妊でした。2人共もう子どもができない年齢になっていました。当時の社会では、子どもがいないということは神様に祝福されていないことを意味しました。彼らは辛かったと思います。でもそこにみ心があったのです。バプテスマのヨハネは、イエス様の道備えをするという特別な使命が与えられた人でした。女から産まれた者の中でバプテスマのヨハネに勝る者はいないと聖書に書かれている人です。この人の両親となるためにエリサベツとザカリヤは辛いところを通る必要があったのです。
私たちの人生にもエリサべツとザカリヤと同じようなところを通る時があります。誠実に行っているのに上手くいかない時、落ち込まないでください。実はその後ろにもっと大きな神様の計画があるのです。
A神様のことばは必ず成就する
天使がザカリヤの元に来て「あなたの願いがきかれました」と言われました。待ちに待った子どもが与えられると語られた時、ザカリヤは現状を見て無理だと言いました。実際、不可能な状況になっていたのです。せっかく天使が来たのに、あんまり期待が長引いてしまったのでザカリヤは子どもが与えられることは無理だと思い信じることができませんでした。ザカリヤは不信仰でした。その結果、出産するまでは話せなくなりました。ザカリヤはエリサベツのお腹が大きくなるのを見ながら、神様は語られたことを成就する真実な方であり、自分は不信仰であると痛感したと思います。神様のことばはすぐに成就する場合と、ある期間待たされ苦しみを通ることがあります。しかし、その結果、身に沁みてわかることがあります。
あまりに期待が長引くと人はあきらめ始めてしまいます。私たちもエリサべツとザカリヤのようにあきらめてしまうような状況が許されることがあります。しかし、私たちの状況がどうであれ、約束のことばを待ち望み続けるなら神様が語られたことは必ず成就するのです。
B神様に従う時、奇蹟を見る
ザカリヤは神様にヨハネと示されたのでヨハネと名付けました。ヨハネと書き板に書いた瞬間、おしがいやされ再び話すことができるようになりました。
10ヶ月前のザカリヤは不信仰のことばを口にしました。でも、神様に従った結果、神様を賛美するくちびるに変えられました。ザカリヤのように神様のことばに従うと奇蹟を見ることが出来るのです。
(文責 久保田望)
主の十字架クリスチャンセンター 神のしもべ長崎教会
2012年12月30日 主日第2礼拝メッセージ