『聞き従う信仰』

                  聖書箇所 創世記1214節 メッセンジャー イザヤ木原真牧師

 

信仰の父であるアブラハムが神様に聞き従った箇所から2つのポイントで学んでいきたいと思います。

1
つ目は神様の語りかけを受けることです。アブラハムは日々、神様と深く交わっていました。アブラハムは神様のことばを受けました。
神様は聖書、思い、天のしるし(虹、雷、預言)などを通して私たちに語られます。
神様は毎日、私たちに語ってくださいます。神様が語ってくださると信じてください。
神様のことばは私たちを祝福します。
神様のことばは人生を全く新しく作り変えていきます。

2
つ目は語られた神様のことばに従うことです。
神様は「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。」と語られました。
ユダヤ人、アラブ人、クリスチャンにアブラハムと名前をつけている人がたくさんいます。 世界中にアブラハムという名前の人がいます。まさにアブラハムは世界の民族の祝福の基となっています。なぜアブラハムが信仰の父といわれるかというと神のことばを本当に信頼していたからです。彼を通してたくさんの人が祝福されました。

神様のことばに従う時2つのパターンがあります。預言者ヨナのように逃げて逃げて逃げ道がなくなって従うパターンです。この場合、否定的になってはいけません。神様に本当に愛されているから神様の憐れみによって従うように導かれるのです。従うことは間違いなく祝福です。
アブラハムはヨナのようなパターンではありません。逃げて逃げて従ったのではなく本当に祝福されたものをささげて神様に聞き従いました。アブラハムは、たくさんの財産をもっていました。安定した老後も保証されていました。カナンの地には神のことば以外に、何の保証もありませんでしたが、アブラハムは語られた神様のことばに信頼し従いました。従った時、非常に大きな祝福を受けました。

今どんなに祝福されていても神様のことばがあるなら神様のことばに従ってください。従わなくても呪われることはありませんが、従わなければ受けることのできない祝福があります。大きな祝福を神様は与えてくださいます。神様のことばほど確かなものはありません。



(文責 久保田望)

主の十字架クリスチャンセンター 神のしもべ長教会

2013年9月1日 主日第2礼拝メッセージより