『世に勝つ信仰』     

                  聖書箇所 1ヨハネ54節 メッセンジャー イザヤ木原真牧師

 

なぜなら、神によって生まれた者はみな、世に勝つからです。私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。(Tヨハネ54

 

このみ言葉は、私たちクリスチャンが、この世、つまりは学校や会社などの、私たちが生きているステージで勝利者となることを宣言しています。勝利とは、何かがうまくいったり、成功したり、神様からの祝福をうけることですね。しかし、周りを見回すと、沢山の祝福をうけている人もいれば、少ししかうけていない人もいるように思えます。なぜでしょうか? 私たちが沢山の祝福をうけるには、どうすれば良いのでしょうか? そのカギは信仰にあります。そして、その信仰には二つのタイプがあります。

 

求める信仰

求める人は受けます。これは聖書の原則です。求める時、信じて祈ることは素晴らしいことです。しかし、例え信じることができなくても、求めることが大切です。先週、使徒12章から話しました。ペテロがローマ軍の牢に繋がれていた時、弟子たちはペテロが助るように熱心に祈っていました。しかし、いざペテロが助かったという報告をうけると、弟子たちはそのことを信じませんでした。信じていなかったのです。しかし、祈りは答えられました。私達が求めること。祈ること。そのこと自体を神様は、信仰と見てくださいます。

 

受けたと信じる信仰

求めていく中で、まだ何も起こっていなくても、それがすでに与えられたと信じること、これが大切です。そして、それを分かりやすく表す方法として「告白」があります。神様がどのように祝福してくださるかを実際に声に出して言うことは信仰の現れです。しかし、むやみやたらに自分の求めを告白すればいいのではありません。神様は、私たちを間違いなく祝福してくださいますが、具体的に、どのように祝福するかは神様ご自身の計画があるからです。では、何を告白したら良いのでしょうか?

私達が求めていく中で神様は、その御心を教えてくださいます。約束の言葉を与えてくださいます。この時にうける約束の言葉を告白しましょう。

 また、私たちが神様に求め続ける時、神様が確信を与えてくださる時があります。この祈りは答えられた!間違いなく聞かれた!という確信です。この確信を告白しましょう。

神の言葉には力があります。神によって生まれた者である私たちクリスチャンは、この神の言葉を語っていきましょう。神様が私たちに与えてくださる約束の言葉。与えてくださる確信。例え、何も起きていなくても、この神の言葉を声にだして解き放っていく時、無から有が創造され、私たちは神様の栄光を見ることができるのです。

 

求める信仰。受けたと信じる信仰。これらの信仰を働かせ、多くの祝福と恵みを受け、この世にあっての勝利者となっていきましょう。

 

 

主の十字架クリスチャンセンター 神のしもべ長教会

2013年10月6日 主日第2礼拝メッセージより