『へりくだって神さまに祈る』
聖書箇所 第U歴代誌20章 1 〜 4節 メッセンジャー イザヤ木原真牧師
モアブとアモンの大軍が、ユダの王国を攻めてきました。
絶体絶命の時、ヨシャパテ王たちは国をあげて断食をし、神様に助けを求めました。
そのとき、神のことばが与えられました。
神のことばに聞き従い、賛美隊を戦いの最前線に置きました。
彼らが喜びの声、賛美の声をあげた時、神の伏兵がもうけられ、敵は全滅しました。
神の圧倒的勝利が現されました。
この箇所から3つのポイントで学んで行きたいと思います。
1つ目のポイントは、『神様の元に行く』ことです。
ヨシャパテ王たちは、絶体絶命の時、神様の元に行きました。
神様の元に行った時、神の助けが与えられました。
自分に関しても、愛する人に関しても、どうしようもない問題(負債、病など)が起きた時、私たちは恐れます。
私たちは人間なので、恐れを抱くのは当然です。
そこで、神様の元にいく人は、神からの力、助けが与えられます。
恐れの中で投げ出すのでもなく、あきらめるのでもなく、神様の元に行く人は、神様の助けと奇跡を見ます。
2つ目はへりくだることです。
ヨシャパテ王たちは絶体絶命の時、神様に向かってつぶやいたのではなく、断食をし、神様に祈り求めました。旧約時代、断食は『へりくだり』と『悔い改め』を意味します。
12節を見るとヨシャパテ王たちはへりくだり神様に助けを求めているのがわかります。
へりくだって祈る祈りは聞かれます。
神様に求めていても、心が高い場合は聞かれません。
へりくだって祈る祈り、真実に悔い改めて祈る祈りはきかれます。
悔い改めは、自分を責めることではありません。
自分の罪と弱さを認め、神様にすがることです。
神様は悔い改める者を赦し、神様の恵みと喜びを注いでくださいます。
3つ目は答えを、受けるまで祈ることです。
ヨシャパテ王たちが神様に助けを求めた時、預言のことばが与えられました。
神様のことばを受けるまでヨシャパテ王たちは神様に祈り求めました。
神様はあやふやな方ではないので、私たちが祈るとき必ず答えをくださいます。
ある場合はすぐ、ある場合は時間がかかります。
ある答えを受けるまで祈り切ることがポイントです。
絶体絶命の問題が起きた時、神様に向かって心を低くし、答えを受けるまで祈りきりましょう。
(文責 久保田 望)
主の十字架クリスチャンセンター 神のしもべ長崎教会
2014年 6月 1日 主日第2礼拝メッセージ