『偶像礼拝を避けなさい。』

             聖書箇所 第Tコリント101422節 メッセンジャー イザヤ木原真牧師

「ですから、私の愛する者たちよ。偶像礼拝を避けなさい。」(14節)偶像礼拝は、悪霊と交わる事であり、悪霊から霊的な力を受けてしまいます。悪霊も、一時的に何かの業を行うことが出来ます。
しかし、神様の御業とは違い、悪霊と交わり続けると悪霊の力を受け、人生も人格も破壊されていきます。

@目に見える偶像
日本は、偶像礼拝の縛りが強く、霊的束縛が強い国です。様々な神々を拝むからです。

そして、お守り・占い・呪文なども私たちに悪霊の影響を与えます。

偶像を拝むと、目に見えない悪しき霊の力が働きます。

偶像礼拝が盛んな場所には、姦淫の罪がはびこります。

私たちは偶像に対して毅然とした態度をとる必要があります。

自分がもっている、所有している偶像は処分しましょう。

しかし、親や伴侶等の他の人の物まで勝手に処分してはいけません。

そのような時は、祈るのです。忍耐強く祈り続けると、時が来た時、祈りが聞かれ、霊的束縛から解放されます。
実際、偶像を処理した人は、祝福を受けています。
神にはえこひいきなどはありません。

しかし、私たちの選択によって祝福がとどめられてしまうことはあるのです。こちらの選択が問題なのです。
神からの祝福を少し受けるか、ある程度受けるか、全面的に主により頼み、主を第一にして豊かに受けるかは、こちらの選択、偶像への態度で、大きく違ってきます。

他の物により頼んだ時、祝福を受ける事を妨げることになります。
神様は「愛のお方」であると同時に、「ねたむ神」であられます。(22節)
本当にその人を愛しておられるので、他のものに目を向けて心を向けて欲しくはないのです。

A目に見えない偶像
神より大切にしているものがあるなら、それは偶像です。例えば、趣味を持つことは構わないのですが、その趣味が、神さまより上になってしまうと(=神より大事になる)、偶像となります。

神さまは家族を大切にするように言っておられます。

しかし、その家族、子どもや親でさえ、神さまより上になってしまうと偶像になってしまうのです。
神だけでなく、他の物を一緒に拝ませようとさせるのも、悪霊の力です。
悪霊をむやみに恐れる必要は全くありませんが、侮ってはいけません。偶像礼拝は、神さまが最も忌み嫌われる罪の一つです。ですから神さまの前に、毅然とした、きちんとした対応を取る必要があります。

またカトリック教会ではミサの中で聖体拝領が中心ですが、私達プロテスタントでは神の言葉が中心です。
しかし聖餐の中で、私たちは「キリスト」と交わるので、癒されたり、解放されたりすることが起こります。
まことの神は、ただお一人です。その神さまに、私達はもっと大胆に求めて行きましょう。

 

(文責 山本美津子)

主の十字架クリスチャンセンター 神のしもべ長崎教会

2014622日 主日第2礼拝メッセージ