『信仰の父アブラム』
聖書箇所 創世記12章1〜4節 メッセンジャー イザヤ木原真牧師
主はアブラムに仰せられた。
「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。
そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。
あなたの名は祝福となる。
あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。
地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」
アブラムはすでに祝福されていた場所ハランを出て、人間的には全く何も解らないカナンの地へ、今まで持っていた全てを持って出て行きました。
神様が自分に語って下さった、この言葉だけが保証でした。
この御言葉(みことば)には、「祝福」と言う言葉が5回も出てきます。
アブラムはこの時75歳でしたが、神の言葉に従った彼は、後に「信仰の父」と呼ばれるようになったのです。
人間の計算ではなく、神の言葉に従う時、神の力が放たれ、神の愛が現れ、神様が事をなしてくださり、神様の業が起こってくるのです。
言葉を受け取る方法
@いつでも何処でも適応できる言葉に従う。
「神を愛する」「全ての事を感謝 する」「全てが益となる」などの、神の命令を守る
A特別に語られる言葉に従う。
言葉は慎重に吟味する必要があります。しかし、神の言葉に従うと祝福されます。
ダビデがまだ小さな少年で羊飼いをしていた時、イスラエルの軍勢が誰一人として戦う事が出来なかった「巨人ゴリアテ」の前に彼は出て行きました。
彼は、普段、羊を襲う獣たちを倒すように『巨人ゴリアテ』を倒したのです。
『ダビデはいつも神様に仕える事に忠実で、神により頼む事を知っていたのです。』(1サムエル17章)
あなたが、今置かれている場所で、今あるその力で、忠実に神に仕えて下さい。
主の導きに従って進んで行く時、あなたは神の手が動くのを見るでしょう。
神が全ての事を「益」として、勝利と栄光を表して下さいます。
その小さな事の積み重ねが、後の日に、驚くべき神の働きを担う力のカギとなるのです。
ローマ8章28節
「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」
実に単純で、基本的な事です。
「神の言葉を受け、従い、応答して行く」
この信仰の歩みを、共になしてまいりましょう。
(文責 山本美津子)
主の十字架クリスチャンセンター 神のしもべ長崎教会
2014年7月27日 主日第2礼拝メッセージ