『早天と宣教』
聖書箇所 マルコの福音書1章35〜39節ほか メッセンジャー イザヤ木原真牧師
35節で、イエス様は「朝早くまだ暗いうちに」起き、寂しい所で「祈って」おられました。
イエス様が、弟子たちがまだ寝ているときに、まず祈っていてくださったのです。
これから仕える人々や奉仕する弟子たちのためでした。
イエス様があなたのために、誰よりも朝早く起きてとりなして祈ってくださっているので、サタンがどう責め立ててこようとも大丈夫ですし、祝福されます。
これが福音です。
しかし、あなたの愛する人などのために、神さまがあなたを起こすことがあります。
行動が始まると忙しくなり、人々がすぐ要求してきますから、神さまと交われなくなります。
夜遅い人や朝が苦手な方は、主があなたに求められる時間を聞いてください。
確かに、誠実に働く人は非常に忙しいでしょう。
だから、すべての行動を始める前、忙しくなる前に祈ることが、神さまのわざを見るカギです。
神さまを体験した日は、たとえ失敗したとしても幸せに感じます。
逆に、その日を振り返って、神さまを体験していないと、幸せとは感じえません。
「時間がないから祈れない。」という思いは、サタンに騙されています。
また、選びの刈り取りと責任は、人生に必ずあります。
祈りを選ぶと、自分にだけではなく、愛する人にも、具体的に神の手が動くのを見ます。
1人で祈れないとしても、教会で祈ることができます。
祈ることは、律法ではなく、神の手が動くのを見られる恵みです。
ぜひ、朝の1時間をささげて祈りましょう。
早天をしている人は、朝に祈っているので、トラブルのときにも感謝する力が与えられます。
失敗しない人はいませんが、祈っていると失敗のただ中に神を体験します。
確かに、神さまが朝早くから祈ってくださっているのですが、受けてばかりでなく、与える(祈る)ようになると、もっとうれしいものです。
朝早く起きて祈ることについて、あなたに招きがくることがあります。
あなたが断っても、他の人に招きが来ます。
その上で、もっと積極的に伝えていきましょう。
イエス様が「近くの別の村里へ行こう。」と言われました(38節)。
ルカ4:43では、イエス様は
「ほかの町々にも、どうしても神の国の福音を宣べ伝えなければなりません。わたしは、そのために遣わされたのですから。」
と言われています。
神の働きは、あなたの能力ではできず、祈る人にその力も来るのです。
さらに、もっと深く神の愛を知る恵みでもあります。
それをぜひ、あなたも体験していきましょう。
(文責 石田雅則)
主の十字架クリスチャンセンター 神のしもべ長崎教会
2015年9月27日 主日第2礼拝メッセージ