『終末の使命』

使徒の働き162226節、ヨシュア記51315 メッセンジャー イザヤ木原真牧師

(使徒の働き162226)

パウロとシラスが神に聞き従って来たマケドニアの都市ピリピで、ルデヤという女性が救われ、その家族も救われ、洗礼を授けました。

その後、占いの霊につかれた女奴隷を解放しましたが、それで女奴隷の占いが当たらなくなり、彼女の主人たちはお金をもうける望みがなくなり腹を立てました。主人たちはパウロとシラスを捕らえ、群衆を扇動して長官たちに訴えた結果、パウロとシラスは何度も鞭で打たれ牢屋に入れられました。このとき、パウロとシラスは福音宣教をなし、御心を行っていたのに、冤罪で捕まりました。彼らは神に向かって感謝し賛美しましたが、神の助けはすぐに来ませんでした。彼らは使徒ですが、奥の牢屋に入れられ足かせをかけられ、彼らの使命である福音宣教ができない状況に置かれました。これはまさに、パウロとシラスの人生にとって真夜中でした。その真っただ中で、彼らは神を喜び感謝し賛美しました。

その賛美に、なんと囚人たちが聞き入っていました。真実な感謝と賛美を通して、囚人たちの心が変えられました。地震が起こり全部の扉が開いて、みなの鎖が解けました。

地震で目が覚めた看守は、囚人たちが逃げたと思い、困惑しました。当時は、囚人が逃げたら看守が責任を取ることになっていたので、看守は自害しようとしましたが、いつも脱走することばかり考えていた囚人が、誰一人として逃げていないのを見て、看守は驚きました。

看守は、生ける神に対する畏れを抱き、パウロとシラスを牢屋から出しました。囚人たちが救われるだけでなく、看守もその家族も救われました。もしパウロとシラスが鞭で打たれる前に天使が助けに来たら、おそらく囚人たちも、看守も、その家族も救われなかったでしょう。

今あなたがどんなに感謝しても何も起こらなかったとしても喜んでください。

感謝と賛美をなし続ける時に、神の最善の時に、わたしたちの理解を超えた大いなる計画が開かれるからです。

 

(ヨシュア記51315)

イスラエルの民は、約束の地 カナンに入り不落の城壁であるエリコを目の前にしていました。そのとき、抜き身の剣を持った主がヨシュアの前に来ました。

ヨシュアは、「自分たちの味方なのか、自分たちの敵なのか。」と、自分を中心として主に尋ねました。自分を中心とする時、エリコもカナンの地の占領も決してできません。

そのとき、「主は主の軍の将として来た私が大将なので、あなたが中心ではなく私に聞き従いなさい。」とヨシュアに言われました。神様は、本格的な戦いの前にヨシュアの聞き従う歩みを確かにされました。ヨシュアが神に聞き従った時にエリコを陥落することができました。

 

主の十字架クリスチャンセンターは、終末のリバイバルの働きに召されており、これから間違いなくリバイバルが、大収穫がやってきます。その前に神様はもう一度、神との関係を正そうとされていますから、病気、経済、さまざまな問題で、取り扱いを受けているはずです。

その取り扱いの手を正しく受けて、神様との関係を正しくしましょう。その上で神様に祈り聞き従う時に、驚くべき神の奇跡を見ることができます。

(文責 久保田望)

主の十字架クリスチャンセンター 神のしもべ長崎教会
2016
43日 主日第2礼拝メッセージ