今までの説教要旨

2004年10月17日(日)
主日第二礼拝
       イザヤ木原真牧師
『心を合わせてふたりで祈る』
   
マタイの福音書18章18節〜20節
             

18節「まことに、あなたがたにもう一度、告げます。もし、あなたがたのうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。」今日はこの御言葉から祈りについて共に学びましょう。

*二人で祈る
「まことに」という言葉は、「アーメン」という意味です。それには、「注意して聞いてください。」という意味があります。つまり、ほんとうに重要な事をイエス様は教えになりました。それは、ふたりで祈る事でした。確かに、一人で神様に祈る事はすばらしいことです。もちろん、その祈りに神様は聞いて下さいます。しかし、私たちが一人で祈る時、祈れなかったり、祈りが尽きたりしてしまうのです。ですから神はふたりで、または、複数で祈る事を教えられたのです。
教会で、または二人以上で、複数で祈ることが、神の手を動かすための力となります。その問題が大きかったり、一人で祈れなかったりする時には、夫婦や親子、または教会で、二人以上で祈ってください。たったふたりでも、祈るならばどんな事でも神は聞いて働いてくださいます。

*心を合わせて祈る
   二人で祈る時のポイントがあります。それは、心を合わせて祈る事です。心を一つにしなければ、共に祈っていても、ふたりが異なった思いを持って祈っていては、祈りがかみ合わずに、祈りが届かないのです。ふたりが心を合わせるために、同じ思いを持ち、同じビジョンを持つのです。そして、心を合わせて祈る時に、神はその御手を動かし具体的に働いてくださるのです。

   御言葉にあるように、神は、私たちがたった二人でも、心を合わせて祈るならばどんな事でもかなえてくださいます。この御言葉を幼子のように信じましょう。そして、私たちが心を一つにして神に祈るならば、職場で、家庭で、学校で、神は働かれ、その祈りの答えを見る事ができるのです。(文責 松本俊也)