『向こう岸に行く備え』
マタイの福音書8章18節〜36節 メッセンジャー 木原純子牧師
今、この教会は引越しという、高校生が進学・就職するような大きな節目を迎えています。この1週間で全く新しい歩みに入り、霊的にも全く違う段階に入ります。
新しい場所を探していたある時、黙示録12章で「神によって備えられた場所」と語られ、その日にある姉妹が持ってきた物件が新しい教会の場所です。しかし、礼拝にはもっと広い場所を探していたら、うみのほし幼稚園が開かれました。この幼稚園は高木正門という、迫害下でただひとり転ばなかった人が寄進した孤児院が基になっています。
マタイ8章18節:向こう岸に行く用意
イエス様ご自身のことばに従って弟子たちは船に乗ったのですが、その先は大暴風でした。弟子たち全員が大波をかぶりました。イエス様が弟子たちに起こされて、一言「黙れ、静まれ」と波に命じると、波は大凪ぎになりました。
神のことばを受ける:早天、1日3章みことばを読んでください。1章は大体5〜7分で読めます。この時間を選んでいただきたいのです。人生・進路にはいろんなことが起こりますが、神のことばがある時、私たちの心は揺るがないのです。神のことばがあればどんな大波も一瞬にして大凪ぎになります。
御体なる教会の守りを受ける:イエス様は、嵐が起こることをご存知でした。向こう岸はゲラサ人の地、悪霊につかれた人のいる地だったのです。この人を救うために、大嵐を権威によって静められ、その人を解放されたのです。この人は、人生の最悪のところから解放され、その後もデカポリスの地でわざがおきました。
*私たちは同じ船に乗って、向こう岸に行きます。長い歴史の中で未だかつて見なかった神の栄光を、共に見ようとしています。波はかぶるかもしれませんが、神様は一緒に居られます。聖書を開けて、神様を起こして、神様のことばをいただきながら、力強く進んでいきましょう。そうすれば、海は大凪ぎになるのです。 (文責 今井志生子)
主の十字架クリスチャンセンター 神のしもべ長崎教会
2006年10月15日主日第二礼拝メッセージより